なかはし鍼灸接骨院 (肌リジェ 金沢)の美容鍼灸担当の田作です!
前回に引き続き、なぜ美容鍼(肌再生鍼)で効果が期待できるのかを書いていきたいと思います。
美容鍼で美容効果を出すために重要なポイントの1つ
美容成分増加について今回は解説していきます。
美容成分増加
美容鍼(肌再生鍼)をすることで
・コラーゲン
・エラスチン
・ヒアルロン酸
の美容成分が増加します。
◎コラーゲン・エラスチンの増加
美容成分は真皮層に存在しています。真皮は水分を多く含んだ厚い層で、コラーゲンからなる膠原繊維と、エラスチンからなる弾性繊維、およびこれらの間を埋める基質が占めています。
コラーゲン・エラスチンは肌の張りと弾力の源であるだけでなく、顔の表情や皮膚の伸展・屈曲などの働きに関与しています。
鍼で皮膚に物理的な傷を作ることで組織が破壊され、マクロファージが活動します。その活動で放出された化学物質により、線維芽細胞が呼び寄せられ膠原繊維(コラーゲン)や弾性繊維(エラスチン)が生成されます。
その結果、肌に弾力が出て、ハリ感などもアップします。
◎ヒアルロン酸などの保湿成分の増加
ヒアルロン酸は真皮結合組織の基質成分として存在するムコ多糖類の一種で、組織内では水と親和してゲル状をなしており、真皮の水分を保つ役割があります。ヒアルロン酸1gで6Lの水分を保持できます。60歳までに新生児の1/3に減ってしまいます。
鍼で皮膚に物理的な傷を作ることで組織が破壊され、マクロファージが活動します。その活動で放出された化学物質により、線維芽細胞が呼び寄せられヒアルロン酸などの保湿成分が生成されます。
その結果、肌の保湿力が上がり、肌のバリア機能もアップします。また乾燥が原因のしわにも効果的です。
お肌にとって大事な美容成分は加齢、紫外線、ストレスなどが原因で減少してしまいます。
あなたのお悩みの原因は美容成分減少が関わっているかもしれません…
食べ物やサプリメントを摂取してもほとんどが分解されてしまい、そのままお肌の美容成分になるわけではありません。
またコラーゲン配合の化粧品を使用しても真皮層まで浸透して、変化を起こすわけではありません。それよりも浅い表皮の角質層までしかケアできないのが化粧品です(薬機法)。
鍼で微細な傷をつくり、医学的に解明されている創傷治癒機転で美容成分が生成され、美容成分が増加します!
美容クリニックさんにもある「ダーマローラ」、「ダーマペン」の施術も同じ仕組みとなります。
鍼だからこそできるケアの一つが当院でもおこなっている肌再生鍼(美容鍼)です!!
定期的に正しいお肌のケアをすることがとても重要になってきます。
お悩みやご質問などある方はお気軽にご連絡ください。