6月7月は梅雨の時期です。
東洋医学では「長夏」と言う時期にあたります。東洋医学の五行式体表という指標を元に、身体の状態や環境からの影響を分析します。
五行式体表の中で、五悪という項目があります。その中に「湿」は湿気を指します。「湿」は日本では梅雨です。
中国では、夏の終わりが最も湿気が多い季節を「長夏」といいますが、日本では夏の始まりの季節、梅雨時期を指します。
湿気とは身体を重くし、体力を奪います。身体の持ちを悪くするものです。
体力に自信がある方は、湿気にも打ち勝つことができますが、虚弱体質の方や中高年以降の方は身体のトラブルが起こり易くなります。注意すべき季節となります。
対策としては、睡眠をしっかり取ることが効果的です。季節の変わり目は体力を奪われやすくなるために、それを回復・下支えするいみでも睡眠がカギを握ります。
運動などを積極的に取り入れるのは、季節が安定した時期がお勧めです。
五行式体表では「湿」の時期は消化器系に負担をかけます。胃や腸ですね。暴飲暴食を避け、消化器に負担とならないように注意しましょう。
7月の休診日のお知らせです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。