コラム

炎症とは

炎症を正しく理解すると症状の改善に役に立ちます

 

免疫による防御反応や組織の修復時に炎症はおこります。
炎症とは、身体を活発に働くために熱を発生させます。
熱の発生の程度により身体への危険度を表しているとも言えます。軽い炎症は症状も軽く、強い炎症は症状も重い。
炎症が収まることは回復を意味します。炎症

炎症が身体に与える影響

炎症には5兆候という発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害の身体に反応がみられます

発赤:血液が集まることで肌に赤みがみられる
熱感:発熱
腫脹:組織液や血液があつまることで腫れがみられます
疼痛:身体に危険を知らせるため疼痛物質が分泌し痛みを感じさせる
機能障害:腫脹や疼痛などが起こることで動きが悪くなる

炎症を冷やす必要性

炎症反応が活発になると、どんどん温度が上がります。上がり過ぎます。
身体はあまりに高い温度では、機能低下を招きます。
炎症を冷やすことで上がり過ぎた体温を下げ、身体の回復作業がスムーズに働けるようにコントロールすることができます。
車で言えばラジエターのような働きをすることが、冷やす(アイシング)です。
上がりすぎた熱をアイシングにより冷ますことで、回復機能を適切に働かせることが目的です。
軽度の炎症では、逆に温めた方が循環を促進し、回復が早くなります。

炎症の程度により、『冷やす』のと『温める』を使い分けることが必要です。

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